NBA 2021-2022シーズンチャンピオン Golden State Warriors
こんにちは。こちらの記事を書いている今日は、6/19。
一昨日の17日にNBAファイナルが行われ、ウォリアーズのチャンピオンが決まりました。
4年ぶりの優勝を決めた。過去8年で、4回の優勝。強すぎて嫌われがちだけど、私はウォリアーズが好きだ。圧倒的ミーハーだ。でも気にしない。そんな気持ちを書いていきます。
もしかしたら話がそれすぎて、大変なことになるかも、ということはご承知くださいませ!
(写真は、nba.comより引用)
好きになったきっかけ
2014−15シーズン、浪人生という地獄の日々を終え、シーズン開始の11月から待機して見始めたシーズン。13−14シーズンのウォリアーズも、浪人生の終わりの三月ごろから気になって見てたけど、プレイオフでクリッパーズに負けた(らしい、正直覚えてない)。そこからメンバーは大きく変えず、私の大好きな選手、ショーン・リビングストン、バルボサというベテランガードをチームに加え、戦力が大幅アップ。そんな状態のウォリアーズを毎試合追いかけていたら好きになるに決まっている。この年のプレイオフでの合言葉、
Strength in Numbers
これが全て。簡単に言ったら全員バスケ。この時のNBAでスター選手がたくさんいるチームの中で、みんなでパスを回し、みんなで点を取り、みんなで守備をする。スイッチディフェンスを多用し、ミスマッチをヘルプで対応。バスケってこんな面白いんだ。ってことを気づかせてくれた。PFのグリーン、Cのボガッドがパスを回し、アシストをして、Cのスペイツが3ポイントを決める。こんな展開最高です。
この2015でいうと、Atlanta Hawksも最高でした。アル・ホーフォード、ポール・ミルサップ、デマール・キャロル、カイル・コーバー、ジェフ・ティーグのスターターはもう凄すぎた。カンファレンスファイナルで、レブロン率いるキャブスにスイープされてしまい、、、。この勢いは次の年は続かず、、。私はこのチームのディフェンス、アシスト、3ポイント。2Kでゲームやるときはずっと使ってたな。
そんなふうに、2015年を必死に見て、ファイナルでのウォリアーズとキャブスの試合を見て大興奮。あの最強レブロンを、小さい選手たちが戦って勝った。好きになるに決まってる。
ちなみに過去のシーズンごと、ポジション別スタッツなどはこちらから見れます。
特に好きな選手
私はドレイモンド・グリーンが大好きだ。カーHCになる前に、マーク・ジャクソンHCに起用され才能を見出された、らしい。私がちゃんと見始めた頃には、うるさい小さいPF、なんかパスとディフェンスがすごくてすでに立派なたくましい選手だった。ルーキーシーズンなんか見てたらもっと面白かったかも。
そんな彼のプレー集は、YouTubeにあります。ぜひ見てほしい。何が一番好きかと言われると、ディフェンス。これに尽きる。ヘルプのタイミング、スイッチディフェンス、相手のしたいことを読み、とにかく動きが良い。
守備だけでなく、攻撃の時も、ポイントフォワードと呼ばれているほどパスを出す。誰よりもボールを運び、トップオブザキーの位置でボールを持ち、味方の取りやすい位置に、時にスルーパスのような形で動きを予測してパスを出す。ポイントフォワードだからもちろん、アシスト集なんかもあります。
そんな彼はうるさくて、時にダーティー(アダムスの大事なところを蹴っちゃったり)で、すぐ怒り退場なんかも日常茶飯事。だからきっと、多くの人に嫌われているだろう。でも私は好きだ。彼にはそのくらいのパッションがないと。ただもう少し落ち着いて、とは思うけど。
2022年ロスターとドラフト指名
そんなウォリアーズの強さ、それはチーム作りにあると思う。スター選手の移籍が盛んな最近のNBA。正確には今は少し落ち着いた?ラスや、ジョンウォールなんかもトレードされたり。KDがウォリアーズに来ちゃったり。流石にこの時はやりすぎか、、と思った。3連覇を阻止するときのトロントは痺れた。少し応援もしてしまった。ラウリーや、トレードでやってきたカワイ・レナードがいい選手、いいチームだった。GSWの雰囲気もなんとなくイマイチだったし、クレイもKDも怪我してしまった。
ちょっと逸れたけど、GSWの魅力はドラフト指名選手たちの活躍ぶり。
生え抜き選手一覧
PG ステフィン・カリー 2009年7位
SG クレイ・トンプソン 2011年11位
PF ドレイモンド・グリーン 2012年35位
C ケボン・ルーニー 2015年30位
PF ジョーダン・プール 2019年28位
PF ジェームズ・ワイズマン 2020年2位
SF ジョナサン・クミンガ 2021年7位
SG モーゼス・ムーディー 2021年14位
明確なビジョンを持って選手を獲得し、(時にはちょっと外れたりなんてこともありながら)選手たちがのびのびと、自分の役割を明確にプレーできるのが魅力。プレイオフに短い時間でもルーキーが出場したりなど育成についてもしっかりと行なっているのがうまい。このチームにドラフトされると、自分には何か期待されていると感じれることは選手にとっては非常に大事なポイント。
この並びを見ても、丁寧にチームに合う選手を選んでいることがわかる。
PGにカリーを選び、チームのコアとして考え、(調べてみるとモンテエリスよりカリーをトレードしようとしたとか。)2011年にクレイを指名。2012年にドレイモンド。この年にハリソン・バーンズという自分としては大好きな選手も指名していた。
ドラフトでルーニーを選出。Cを選びさらに育成まで考えているなんて面白い。ルーニーは試合には出れず、パッとしない選手か?と思っていたら2018くらいから手堅いプレーで控え選手としてGSWを支え、2連覇を達成した。2022シーズンなんてほとんどスタートで試合に出場した。調べてみると、82試合のうち80試合。これは素晴らしい。
彼のいいところはとにかく堅実。初めて見た時は横の動きが少し弱いかと思っていたけど、今はもうそんなことはなくディフェンスができていた。
ジョーダンプールは、ドラフト後のサマーキャンプを見たときなんだこのオフェンス野郎は!とびっくりした。とりあえずシュートが入る、ドリブルが早い。と楽しみでワクワクしていたり。ズボンも短くて、オールドスタイルでカッコよかった。ディフェンスが不安だったけど。
来年こそはワイズマンに期待したい。彼には最強センターになれるポテンシャルがある。どちらかというとPFっぽいけども。
またこのドラフトで獲得した選手以外にも、GSWにはフィットする選手を見つけうまく活かす力がある。中でもラッセルとのトレードでウィギンズを獲得。当時の評価としてはラッセルはそれなりに高く、逆にウィギンズはドラフト1位にしては伸び悩んでいた。その時の記事はこちらを。
ファイナルで中原さんが解説していたけど、ウィギンズがGSWに来たときに、カリーやグリーンに、強くなる方法を聞いたみたい。そこで日々の取り組み等を教えてもらうことで彼はファイナルでの活躍に繋がった。守備ではテイタムを抑え、リバウンドをとり、黙々と頑張る。ルーキーのクミンガは、彼のプレーや動きを意識して来年は頑張ってもらえるとすごいチームになれる。
ゲーリー・ペイトンだって、GSWに来るまではチームを転々としていた。がここにきてものすごいフィットを見せた。プレイオフで怪我をしたのに、ファイナルで戻ってきた。跳躍力や運動神経もあるが、何より守備が良い。
今のGSWでは手薄なSFに、厚みが出たのはオット・ポーターの存在もきっと大きい。ファイナルではスモールラインナップでスターターになったり。
怪我であまり試合に出ていなかったけど、イグダーラが復帰したことも優勝には大事だったのかもしれない。ファイナルではゲーリー・ペイトンに怒るコーチみたいなシーンもあった。ベテランがいるのは大事。
そんなメンバーだったからこそきっと優勝できたのだと思う。来年も連覇に向け怪我をせず、そしてワイズマンが復帰して、また強くて面白いウォリアーズが見れることを楽しみに終わりにしたいと思います。
長らくありがとうございました。