好きなものを、語りたい。

目指すはマキシマリストな人が書く、雑記帳。

舌下免疫療法が始まりました。ダニのアレルギー性鼻炎に打ち勝てる日が来るのか?昔のレーザー治療の話も。

ダニアレルギーに打ち勝つために、舌下免疫療法を行うことになりました

こちらは闘病日記ということでスタートします。

舌下薬剤画像

※画像はこちらのサイトより引用しました。

https://adachijibika-fushimi.com/sublingual-immunotherapy-faq3

 

 

 

まずは今日の闘病初日の様子を、

と思ったけど昔の振り返りからいきます!なんだかすごく長くなったので、時間があれば読んでください、、、。

 

小学生のとき

サッカーチームの合宿に行くと絶対に鼻水、涙、鼻詰まりに悩んでいた。何が起きているのかと焦っていたけど、耳鼻科に連れて行かれ鼻炎であることが分かった。それからホコリっぽいところでは騒がず静かにすれば問題ないということで過ごしてきた。

 

中学生のとき

テスト中に居眠りしてしまいいびきをかいたようだ。これはなんとかせねばと思ったけど部活が週6あり耳鼻科に行けず気合いで乗り越えた。

 

高校生のとき

これまた合宿のときいびきがうるさいことが分かり、耳鼻科に通うことに。この時通った場所でアレルギー検査を行った。たしか30種類近くの検査だった。結果は思っていた通り、ダニとハウスダストが強く陽性反応に。そこから血管収縮剤入りの点鼻薬と、飲み薬の日々を送る。

 

 

浪人生、大学生

点鼻薬が無い生活はあり得ないと言うほど薬漬けの日々を送ってしまいました。(これに気がついたのは去年の話。)どのくらいかというと、点鼻薬は一度使ってから6時間程度間隔をあけないといけない。そのことを常に考え、生活していた。そして点鼻薬を入れた小袋を忘れたら鼻詰まりの禁断症状が起こるため絶対に忘れないようにしていた。もし忘れるのなら、遅刻してでも取りに帰っていた。今思うと薬物中毒。居酒屋なんて行ったもんならすぐ鼻詰まりになっていた。そのため居酒屋に入り次第小袋という名のポーチを片手にトイレへ。なんてことをしていたなあ。

 

ちなみに小袋とはこれのことです。京都のお土産ショップでこの風船型ポーチを見つけ、祖母にみたまんまをお絵描きと雰囲気で伝えたところ、作ってくれたもの。折り紙の要領でできるみたい。これが小袋ね。

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右にチラッと映るのが薬物、トラマゾリン点鼻薬。使うと癖になる。と書くと危険なので訂正しておくが、本当に鼻が詰まった時には重宝していた。めちゃくちゃ良く効く。

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レーザー治療編

そんな生活をして嫌気がさし、レーザー治療で鼻の粘膜を除去し、強制的に鼻詰まりを無くそうという手術を受けるため、ちょっと大きな耳鼻科に行った。そこで手術をした。

 

レーザー治療について知りたい方はこちらを。手術を受けたのはこの病院ではないですが、説明がわかりやすいので。

toda-jibika.jp

 

どこを調べても、レーザー治療は痛くない、術後は安心して行動できる。

と書いてあった、私が行った病院でも同じようなことを言われた。

 

術後は、最悪だった。笑

 

後日に影響するといけないと思い、土曜日にした。辛すぎていまだに覚えている。

手術日当日、鼻に麻酔薬を含ませた脱脂綿みたいなものを詰め、鼻に麻酔をかける。鼻が詰まっているため、麻酔を吸引することもできずただ手前に詰まっている状態で、脱脂綿が取り除かれ、これで麻酔が効くのだろうか。と疑っていた頃、手術が始まる。

手術と言っても横になったりするわけでもなく、眼科みたいなのに顎を乗せ、変な棒を鼻に突っ込まれ、レーザーが照射される。これが麻酔が効いていると痛くないようだが、私には鼻の奥を針で刺されたような絶妙な痛みだった。おそらく脱脂綿の麻酔に失敗していると思われた。

術後は少し鼻に違和感を覚え、血がちょっと出たような状態で帰路に着いた。

夜、熱が出た。鼻も焼けるような痛み。まあ実際に焼かれたんだけども。

こんな辛いのか、、と思いながら次の日の朝。まだ痛い、そして熱もある。一日休めば治るかと思い、日曜日をなぜか寝て過ごし、月曜日が大学の授業に備えた。

熱はほとんどなくなったけど、痛みと体のだるさは無くならない。レーザー治療なんてやるもんじゃなかった。と思いながら生活し、なんとかその日を終えた。

それから何日か過ぎて完全に痛みは消えたが、全然鼻は通らない。正確には少しは通るけど鼻呼吸のみで生活をしろと言われると多分頭がぼーっとするくらい。犯人に捕まって取り押さえられる時、口を封じられることだけは避けたい。とドラマを見ながらいつも思う。

 

結局というもの、レーザー治療による恩恵は、1ヶ月もせずに消えた。いつも通り鼻が詰まるのだ。私は一生付き合って生きていくのだと誓った。

 

 

社会人のとき

になり、転職をした去年。

そろそろまた、耳鼻科変えてみようかなと思った。というのも、妻が行っている場所に行ってみようかなと。先生も優しいって情報もあったから。自分が行っていた病院のおじいさん先生は、全然優しくなかったからなあ。患者と喧嘩していたエピソードを、

 

 

自分の診察が終わり、鼻の吸引(耳鼻科に行ったことがある人はわかるはず。)をしていたところ、推定30歳のお兄さんの診察が始まった。1週間前に受診して、その結果の再診に来ていたようだ。

先生が耳の様子を見て、「耳が少し荒れているなあ。君鼻をかみ過ぎていないか?」

お兄さん「いやそんなことないです。」

先生「これは鼻かんでないとならないやつだ。気をつけろよお。」

お兄さん「先生が少しは、鼻をかめって言ったから弱くかみました。」

先生「強くかんじゃダメだろう。」

お兄さん「・・・」

なんてやりとりを繰り広げていた。こりゃいつも空いているわけ。

 

さておき、やっと今通院している病院の話。

そこで点鼻薬より、鼻が曲がっているから、一度大きい病院で診てもらったほうがいいと。

なぬ!?そんな大ごと!?

 

鼻中隔湾曲症の疑い

ということで、大きな病院で診察してもらったけど、手術するほどではないってことになりました。そこで女性の先生に言われたのが、「ダニアレルギーもあるけど、血管収縮剤による薬剤性鼻炎も大きい。点鼻薬の使いすぎ」って。

これには驚きました。使っている側は全く気がつかない。でもこの振り返りを見てもわかるように薬を切らしたら、鼻詰まりが起こり、点鼻薬を使い、の繰り返し。これは良くない。

 

というわけで耳鼻科に戻りました。

そこで今言われたことなどが入った封筒を先生に手渡し、ここからしばらく飲み薬と副作用の少ない点鼻薬で生活することに。2、3日もすると、鼻が多少詰まっていても寝れるようになるしものすごく詰まるってことが減りました。ただ睡眠の質としてはあまり良くないような。

点鼻薬を使って、鼻が通る状態で寝ても5時間くらいで鼻が詰まり始め、朝方苦しくて目が覚める。逆に使わないと、なんか微妙に寝苦しかったり、そうでもなかったりと、難しい睡眠状況でした。

 

ここでようやく、

舌下免疫療法

我が家の姐さん(兄嫁)がやったことがあるということで教えてもらい、ネットで調べ、意外に効果があるかも!睡眠の質も向上するかも!と思って、通院している病院に問い合わせたところ、やってるとのこと。ウキウキワクワクで一度受診しました。

そうすると、アレルギー検査をしてからダニの結果が出てたから始められます。なにかあると大変なので、午前中の受診でしか対応出来ません。と言われました。

そのため次の週になって、ついに始まりました。

まずはアレルギー検査。一度10年前に、30種類程度の検査を行いダニ・ハウスダストだけであることは分かっていたので、今回は20分で結果がわかる簡易アレルギー検査を実施。

結果ダニだけアレルギーであることが分かった。

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そして処方箋をもらい、ミティキュアダニ舌下錠をもらい、先生のところに戻る。

 

そして錠剤を開封し先生の目の前で、舌の下に置く。ふざけてないです。名前だって、舌下免疫療法と呼びます。舌の下には神経がたくさんあり、そこにアレルゲンを体内に取り込ませ、慣れさせていく。錠剤を入れて1分間じっと、唾も飲まず、待機。

なぜか逆さに。すみません

 

なんとも言えない時間でした。30分経過して幸いに、特に体の変化もなく無事に終わりました。ただ最初1週間は、アレルゲンを少なめで処方しているため、再度受診し、次からは量を増やして飲んでいくようです。最低でも3年は続けた方が良いみたい。

 

 

終わり

本当にうまくいって、ダニによるアレルギー反応を撃退出来たらどんな気分だろう。鼻が詰まらない日常ってほとんど味わったことない。正確には家や屋内では難しい。外で遊んでる時なんて全然鼻詰まらないから。

 

長々とありがとうございました。3600文字を超えてしまったようです。結構苦労していたんだなあ。

毎朝飲むことにしています。今日はPOPEYEでも読みながら飲みましたよ。口の中でとかしました。

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通院中の病院はこちらです。

タムス耳鼻科クリニック千葉、ホームページに記載はないけど

舌下免疫療法をやっているぞ。壁にポスターも貼ってありました。

jibiclinic-chiba.tums.jp

 

 

最後に

今回の記事はiPadで書きました。一家に一台!iPadにちょっとでも興味があれば読んでみてね。

kotikenablog.com

 

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