好きなものを、語りたい。

目指すはマキシマリストな人が書く、雑記帳。

チャットモンチーの完結と、誕生。

誕生という名の、ラストアルバム。

 

前回、こんな記事を書いた。

kotikena.hatenablog.com

 

そのとき、ラストアルバムをまだ手にしていないと。

 

でも今よく考えれば、買わない理由がなかった。

 

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購入してこなかった理由は、前回述べた。

 

2年越しのニューアルバムだ。

楽しみをとっておきすぎるタイプだ。 

 

Mステで披露した、

「たったさっきから3000年までの話」

すごいよかった。

こんな歌詞を、歌う人たち。かっこいい。

あいも変わらず地震大国で

北朝鮮アメリカの狭間で揺れているでしょうか

 

 

記憶の改竄で、もはやみてなかったら謝罪する。

 

かいざん (改竄)

(悪いことに利用する目的で)文字や記録を書きかえること。

引用 三省堂国語辞典

 

この意味だと、記憶の改竄は正しいのか?

まあそこは深くは追求しない。

 

これは余談

3000年と聴くと、今見ているアニメを思い出した。

dr-stone.jp

 

関係ないけど、なにかものづくりの楽しさを再確認できる。

2期楽しみにしてます。

どれも余談。

 

このラストアルバムには、小冊子のようなものがついている。

 

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この中には、歌詞が書いてあり歌詞カードであり、

収録中のチェキがあり写真集のようでもあり、

二人の言葉があって雑誌のようでもあり。

 

ラストアルバムにふさわしい。

今さら語ることでもないけど、、。

 

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CDもこんなところにしまわれている。 

かっこいい。

 

こういう中身を載せるのは、気が引けたが、

今回は書きたいことがあるので許してもらおう。

 

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久美子先生の歌詞だ。

「砂鉄」のラスト。

 

明日のことは明日もわからんだろう

だけど何も心配はいらんだろう

君は君の真似なんてしなくても

最初で最後の君だ

僕は僕の真似なんてしなくても

最初で最後の僕だ

 

昔は歌詞なんてメロディの一部くらいに感じていた。

でも今頃になって、歌詞の大切さが少しだけわかってきた気がする。

 

このアルバムでは、久しぶりに三人の歌詞が揃った。

 

みんなそれぞれの良さがある。

これがチャットモンチーの曲の面白さになっているのだろう。

今回のアルバムの曲それぞれに、これまでの重みが詰まっているように感じた。

 

 

この冊子の中での、あっこちゃんの話。

 

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「染まるよ」に、そんなエピソードがあったなんて知らなかった。

わたしにとってもこの曲は、特に思い入れがある。

 

一度シングルに、

そしてボツに、

でもやっぱり曲に。

 

「染まるよ」にはそんな変化があった。

 

わたしの人生でも、あったのだ。

高校生の時の苦い記憶。

流石に書くのは恥ずかしい。

でも今となっては良い思い出。

その思い出は、「染まるよ」がBGMでかかるようになっている。

 

いつだってそばにいれたら

変われたかな マシだったかな

プカ プカ プカ プカ

煙が目に染みても 暗くても夜は明ける

 

あなたのくれた言葉

正しくて色褪せない

でももういらない

 

この曲を聴いただけで、思い出は綺麗に蘇る。

 

「染まるよ」は自分にとって大事な曲だ。

 出会いも、別れも、そのまた出会いも、

全てチャットモンチーのおかげだったのかもしれない。 

 

 

 これからも聴き続けていきたい。

 

時間が経って、このアルバムを聴くと、

また違った印象になって、また新しい発見があって。

 

たとえ同じ曲を聴いたとしても、同じことはない。

最初で最後の君で、最初で最後の僕なんだ。

 

チャットモンチーよ、ありがとう。

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