好きなものを、語りたい。

目指すはマキシマリストな人が書く、雑記帳。

ノンブラリの、ながい日記。

ノンブラリとは。

 

ミュージシャン。

説明文を書くのは苦手なので、ホームページより引用。

 

2012年活動開始。人懐っこさ溢れ、透明でイノセントな光を放つヴォーカル「山本きゅーり」の歌と、色彩豊かで、映像を喚起させるセンチメンタルな歌詞とメロディ、人柄が滲み出る暖かな音色のアンサンブルは、世代、ジャンルを問わず早耳リスナーを中心に、活動間もない頃から注目を集める。
2013年9月にリリースした初の全国流通盤”Lily yarn”が、WEBを中心に「インディー / シティポップへの、10年代からの回答」と手放しの賛辞を受け話題となり、現在でもロングセールスを続けている。

 

www.nombrari.jp

 

良さについて書く前に、出会いから。

 

忘れていないぞ。

では、語らせてもらおうではないか。

 

 

CDをレンタルする文化があった。

 

私が大学生のとき、TSUTAYAでCDを借りるのがブームだった。

 

10枚で1,000円という、セールをよくやっていた気がする。

旧作だけだったかも。

 

そこで色々な音楽を借りた。

 

 

今はレンタルの文化はなくなりつつあるなあ。

ちょっと寂しい。

小学生と、中学生のときは家の近くに「タワー」って名前のレンタルショップがあった気がする。

 

タワーレコードとは、関係ない、と思う。

でもタワーって名前だったのはあってるかと。

 

それは置いておいて、

TSUTAYAでたくさんCDを借りるとき事前に色々調べてから借りにいくのが流れ。

 

でも、それでもなかなか10枚は到達しない。

 

そんなときは、ジャケ借りだ。

 ぱっと見で、良さそうなCDを借りる。

これが案外楽しかった。

 

そんなことをしていたときに、出会ったCDは今でも覚えている。

 

 Enjoy Music Club

ジャケット、帽子、背景、、カラーリングが良い。

 通称EMC。聞いた瞬間ビビッときた。

enjoymusicclub.com

 

いつかライブにも行ってみたい。 

 

 Shiggy Jr.

イラストのジャケットに少し弱い。

声も可愛くてこのミニアルバムはたくさん聞いた。

tower.jp

もう解散してるけど、音楽は残ります。

 

 

ノンブラリ

 

いつ借りたのか、気になったので昔の手帳を開いてみた。

ちゃんと書いてあった。

記憶も記録も大事だってことだなあ。

 

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2016年1月27日。

 

www.nombrari.jp

 

やっとノンブラリについて。

と思ったけど、このアルバムの紹介に書いてあった一文。

これが全てを語ってくれている。

まるで人肌みたいに温かい音楽。
郷愁にも似た懐かしさ、聴く人の生活へすっと馴染んでゆく、
8篇の物語と共に、ノンブラリの季節がやってくる。

 

まあこれだけで終わってもあれなので。

 

このアルバムで特に聞いた曲は、「夜が足りない!」

始まりのカセットテープの音で、引き込まれる。

 

そして、ゆるりとした良いメロディが聞こえてきたと思ったら

ボーカル 山本きゅーりさんの声が響きわたる。

 

これは聞いた瞬間に、確信した。

 

それから『HOMETOWN』は、よく聴いた。

特に、電車に乗るときに毎日。

そして大体が、二曲目の「遠くへ行こうよ」で寝てしまうのだ。

「夜が足りない!」くらいで起きるんだよなあ。

 

これは良い曲である証。

 

どんなに心が乱れているときでも、

このメロディと声が聞こえると、すっと穏やかになる。

 

そこからというもの、何かあるたびにノンブラリを聴いていた。

気に入ると、とことん聴くタイプ。

 

この8曲のミニアルバムを聴き続けた。

 

 

それから、しばらくして

 

ガールフレンドに、ノンブラリを紹介した。

見事にハマってくれた。

そこまではよかった。

 

が彼女は、Apple Musicに入っていたのだ。

 

私がまだ聞いたことのないアルバム、

『SOUND TRACK』を聴いていたのだ。

そして、

すごい良いから聴いたほうが良いよって。

 

なんてことだ、悔しい。

先に聴かれているのが悔しかった。

 

まだ私自身がサブスク解禁をしていなかった。

2019年に入っても、CDを買うか、レンタルするものだと思っていたのだ。

 

それはもうだいぶ古い考えのようだった。

 

だから悔しいけど、私もApple Musicに入った。

 

そして聴いてみたのだ。

ふむふむ、まずまずだな、と生意気に聴いていた。

 

4曲目「FANFARE」が流れて、

自分がカッコつけて聴いていたことが恥ずかしくなった。

 

この曲は、良すぎる。

最初のコーラス部分も良いが、

歌い出しのこの歌詞。

 

ひとつ拾えば、みっつ落とした

うまくいかないな

あくびためいきで

鳴らす ファンファーレ

この感じ、分かる。

 

何よりサビだ。

 

わたしそろそろなにか

ひとつくらいわかってみたい わかってみたい

地球のこととか宇宙のこととか

あなたのこととか

なんでもいいけどさ

わかってみたい

 

もどかしい心のもやもやを、代弁してくれている。

最高だ。

MVも何かいい。 

 

www.youtube.com

 

去年の8月に行った、ライブも良かったなあ。

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その時に、アルバムlily yarnを買った。

これまた、いいアルバムなのよ。

このアルバムはYouTubeにいっぱいあがってるから聴いてほしい。

 

www.youtube.com

 

最近出た凪も良いです。

 

www.youtube.com

 

ちなみに、凪はなぎと読む。

なぎ (凪)

 風がやんで波が静かになること。

引用 三省堂国語辞典

 

 

最後に

 

FANFAREについて調べてみたら、

 

natalie.mu

 

NHK徳島の番組内、大学生を紹介するコーナー、のための書き下ろしらしい。

 

通りで、心に響くものがあるわけだ。

 

 

ノンブラリの夢は、野音ってどっかの記事に書いてあった。

ぜひやってもらいたいなあ。

 

あ、野外ってことで頂フェス×ノンブラリが見たい。

早くフェスができる日常が戻りますように。

 

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