好きなものを、語りたい。

目指すはマキシマリストな人が書く、雑記帳。

最強で最高なキーボード、HHKB!その愛について語ります。

特別お題 HHKBのここが好き!

友人からピッタリのお題が来ているよ、と連絡が入りました。これは自分にぴったりのお題であると確信し、なりふり構わずHHKBを打ち込んでおります。そして優秀賞5名に選ばれるとギフトカード1万円分をプレゼントしてもらえるとのこと。

でもギフトカードをもらうことを目的とするわけではなく、HHKBの大好きなところについてお話しできるいい機会だと思って好きなだけ語ります。長くなるかもしれないので興味のある方だけ読み進めてください!とは言いつつ皆様に読んでもらいたいですが、、、

 

 

 

HHKBとの出会い

HHKBって何ですか?というレベルの3年前、2020年。トバログのYouTubeを見て何この変態的なキーボードは!となった。これが出会いである。

そしてコロナウイルスの蔓延によりおうち時間が増え、ブログを始めた。それまではMacBookで何か作業をすることはほとんどなくキーボードが必要だと感じる瞬間はとくになかった。

でもブログを始めたことで文字を打つための道具が必要なことに気がついた。パンタグラフ方式というペタペタのキーボードでは文字が打ちにくく感じた。

そしてブログを書き始めて3ヶ月ほどが経ち、HHKB Lite2(すでに生産終了)を購入したのである。HHKBでは静電容量無接点方式という方式のキーボードが有名かもしれないが、こちらのLite2はメンブレン方式でずっしりとした打鍵感を持ったものである。

 

 

HHKBとは何ですか?

一旦落ち着くために、HHKBについて

株式会社PFUから販売しているキーボード、HHKB。Happy Hacking KeyBoardを略してHHKBという。このキーボードについて簡単に説明すると、無駄なファンクションキーを排除し、シンプルで打ちやすいキーボードである。

HHKBがどうして作られたのか、いつからできたものなのかということについても語りたいが、それはこちらのHPを読んでもらうことにする。(読み応えがすごいので時間のある時にお願いします)

 

happyhackingkb.com

 

 

HHKB Lite 2との2年間

このHHKB Lite2を手に入れてからブログを書くのが本当に楽しくなった。文字を打つためだけのものというのは、プロフェッショナルな道具という感じがして最高な気持ちになれる。とにかく文字を打つのが楽しい。

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このHHKBの使いにくい問題として、キーストロークが深く、配列が独特で打ちにくいということがよく言われる。

今でも覚えているが、使い始めの3日くらいは本当に打ちにくかった。パームレストを置いたり手首の角度を調整したり色々試したが、結局はたくさん使って体を慣らすしかなかった。新品の靴を履いて、足が慣れなくて靴擦れを起こしてしまうようなそんな感覚。慣れて体に馴染んでしまったらもう手放せない。

文字を書くためにお気に入りのペンを使うように、文字を打つためにお気に入りのキーボードを使う。これ以上の理由がいるだろうか。

 

HHKB Lite2から乗り換えようと思ったきっかけ

HHKB Lite2を2年ほど使って、これから替えることもないだろうなあと思っていた。ただ使っていく中でずっと気になっていることもあった。それはHHKB Professional HYBRID Type-Sの存在。(以後HYBRIDタイプと略す。)

HHKBとしてはこちらの静電容量無接点方式が主流であり、廃盤となっているLite2は個性派だ。このHYBRIDタイプを使わずしてHHKB好きを語っていいものか、すごく悩んだ。金額のこともあり、気楽に買えるものでもない。ましてやLite2を愛用している者として簡単に愛着のある道具を入れ替えるわけにもいかない。2ヶ月ほど熟考した。

 

Lite2から乗り換えたいと思ったポイントは、キーを押す音が大きく、そして押下圧が強いこと。さらに日本語配列という点(これは自分の問題)。

音に関してはType-Sの静音タイプが気になり、色々と動画をチェックしたりして確認した。そうするとHYBRIDタイプの静かな高級感のある音が素敵に感じてしまった。

職場でLite2を使うと少しカチャカチャ音が響いてしまう。そのためキーにグリスを塗り少しかちゃつきを抑えたりしてみた。そうすることで音は静かになったが、その分キーが重くなってしまった。そんなこともあり静電容量無接点方式で静音性のあるキーボードが欲しくなった。

次なる乗り換えポイントである、日本語配列のこと。これは自分がLite2を英字配列にしていれば解決した話だが、エンターキーが大きくバックスペースキーが遠いのがちょっと打ちにくかった。小指の位置を遠くまで運ぶ必要もあり手の移動範囲が大きくなってしまう。

英字配列にすることでエンターキーが小さくなり、バックスペースの位置が下がることで小指の移動が最小限になり格別に打ちやすくなるだろう、と勝手に思っていた。(この時点ではまだ購入していないのに、想像で打ちやすいと確信。)

 

これらを考慮して購入することを決めたのだ。Amazonセールでほんの少しだけ安くなったことも後押ししてくれた。そしてクリスマスプレゼントという言い訳を添えて。

 

HHKB Professional HYBRID Type-Sをついに手に入れた

いざ開封・・・

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最初に見た感想。かっこいい!!!!!

デザイン最高!!色味綺麗!!

そして道具として素晴らしい何かを感じた。

プラスチックは長く使っていくと黄ばんだりしていってしまうもの。でも私はそれも経年変化だと思って楽しめる特殊能力があるのだ。しかもプラスチックの変色したクリーム色が特に好き。このHHKBは変化がしにくい素材になっているとのことだけど、これからの経年変化が楽しみだ。

ちなみに愛用している、変色したクリーム色のディスプレイ。変でしょう?

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さあ実際にキーを押してみようではないか!

コトッ

なんだこの感触は!!!!なんともかわいい押し心地。よくスコスコという擬音が使われるが、個人的にはコトコトという優しい響きがしっくりくる。どうでも良いかもしれないけどコストコに見えてきた。

またよくキーボードの擬音で使われる、カタという響きは音が響くイメージ。コトというのは響かないけど優しい音が聞こえてくるイメージ。気になる方は「HHKB タイピング音」で検索をお願いします!

 

話は戻るけども、キーを押して文字が入力される。ただそれだけのことだけど、人間の指というのはすごいもので髪の毛一本の約0.1mmをも余裕で判別出来る。そんなすごい指が心地の良いと感じるものを作るのはきっと大変な努力と時間がかかっているだろう。

少し触っただけでそんなことすら考えることが出来た。それだけこのキーボードは心地よかったのだ。しっとりと優しいプラスチックでありながらつい触りたくなる。

このHHKB Professional HYBRID Type-Sはキーを押し込み一定のラインを超えると、文字が入力される、静電容量無接点方式という仕組みになっている。(詳しい機構についてはプロではないので割愛させていただきます)

今まで使っていたHHKB lite2では、キーを押し込むことで文字を入力していた。これがHYBRIDタイプになり押し込む必要がない、と言われても戸惑ってしまった。

この微妙な感覚については「習うより慣れろ」精神で少し使っていくと、底打ちする必要のない独特なキータッチ、そして跳ね返って次の文字が打てる軽やかさがクセになってしまう。

そんな調子で1週間もしない間に、HHKB Professional HYBRID Type-Sの虜となってしまったのである。

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HHKBと、これからのこと

一生使います、壊れない限り。今の自分にはなくてはならないものになりました。文字を打つことが楽しいと思わせてくれたのもこのHHKBのおかげ。職場にキーボードを持ちこみ、家でブログやYouTubeのために持ち帰る生活をしている。こんな変態は少数派であることは自覚している。そしてさらに変態的なポイントとして、HHKB Professional HYBRID Type-Sを家に置いてきたとしても職場に予備のHHKB Lite2があり、そちらをあえて楽しむということもできるのだ。

 

最後に今回のお題のタイトルである、HHKBのここが好きということについて

キーボードとしての押し心地・打鍵感やタイピング音などポイントとしてはいくつかあるかもしれないけど、自分としてはとにかくこのデザインが好きなのかもしれない。シンプルにすっきりと、けれども道具としての立派な雰囲気。こうやって文字を並べて整理することで答えが出ました。

というわけで私は、

HHKBの佇まいが好き

 

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以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。これからもHHKBを長く愛用していきます!!もちろんHHKB Professional HYBRID Type-Sと、HHKB Lite2の2つとも愛用していきますよ!

 

ちょっと呟き

もしギフト1万円分が貰えたら欲しいものが決まっています。それはHHKB無刻印のキーキャップです。英字配列にしたことで日本語入力の時キーによっては印字とあっていないことがしばしば。数字のところやアルファベットに関してはそのままにして一部無刻印にしてみたいなあ、なんて思っているのです。

あくまで呟きです。

 

ありがとうございました!

 

 

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